くもりのち私。

電気メーターに鳥の巣!?スズメの家族が居候してしまった体験談

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我が家は賃貸アパートなのですが、ある日玄関を開けたら鳥のフンが。

玄関はしっかり屋根の下なので、不思議に思って見上げたところにあったのは電気メーター。

 

うーん。

 

ちょっと悩んだけど、とりあえず掃除だけしてそのままにしていた2日後。

電気メーターのあたりから、微かに「ピィピィ」という声が!

「ピーピー」じゃなくて「ピィピィ」。このあたり、声の弱々しさを表現したつもりですが。

 

いや、そんなことよりも。

どうやらスズメが、電気メーターとカバーの間に巣を作ってしまったようなのです!

家主に断りもなく家族で入居しているとは……!

 

さて、どうしたものか。

漏電とかして火災の原因になったりスズメが感電したりしないのだろうか。

慌ててあちこちに電話して、とりあえず解決(?)した私の体験談をお伝えします。

 

同じように、電気メーターにスズメなどの鳥が巣を作ってお困りの方の参考になれば幸いです。

 

 

勝手に撤去しちゃダメ!

 

卵やヒナがいた場合、勝手に巣を撤去すると鳥獣保護法の第8条に違反することになり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金となってしまいます。

まだ巣作りの段階なら大丈夫なのですが、我が家のように「ピィピィ」が聞こえていたらアウトです。

 

生まれたばかりのヒナがいるのをわかっていて撤去したくはなかったので、言い訳ができてちょっと安心しました。

 

とはいえ、このままで大丈夫なのだろうか?

漏電などが心配なので、管理会社と東京電力に問い合わせました。

 

電力会社の対応

 

我が家の電気はJ:comなので、まずJ:com電力の窓口に電話してみたところ、電気メーター(スマートメーター)の持ち主は東京電力だそうで。

「東京電力で対応できないとのことでしたら、またお電話ください」と言われました。

あまり詳しくなさそうなのがすぐに感じ取れたので、さっさと東京電力に電話することに。

 

東京電力に問い合わせたところ、技術者から折り返し連絡いただけるとのことで待機。

10分後ぐらいに折り返しの電話があり、ようやく状況を理解してもらえる人に当たった安心感がありました。

 

技術者さん曰く、メーターはカバーをつける前の時点でさらにカバーがかかっているとのこと。

つまり、メーター本体のケーブル類を絶縁した状態でカバーを付け、さらにその上からカバーがついているので、漏電するということはまずないとのことでした。

絶対とは言い切れません」と念を押されはしましたが、よっぽど老朽化していたりしなければ大丈夫のようです。

 

まず一安心です。

 

東京電力の技術者さんによると、メーターおよびメーターを直接覆っているカバーは東京電力の持ち物。

外側のカバーは家主の持ち物ということです。

そのため、我が家のようなケースは管理会社か大家さんの許可を得てカバーを外すことになります。

 

管理会社での対応が難しい場合は、我が家はJ:com電力と契約しているため有料にはなりますが、東京電力で「漏電のチェック」という名目で撤去してくれるそうです。

 

ただし、やはりここでも鳥獣保護法について説明いただきました。

ヒナや卵がある状態で撤去することは違法行為なので、巣立つまで待つしかないようです。

 

 

管理会社に連絡してみた

 

我が家は管理会社の自社所有物件なので、話は簡単でした。

といっても、管理会社でも例がないのか戸惑いを隠せない様子。

とりあえず東京電力で聞いた話を伝え、「ひとまずこういった状態にあることだけ知っておいてほしい」とお願いしました。

 

実際にスズメなどの巣に対応したことのある管理会社なら、何かしらの策があるかもしれませんので、問い合わせてみることをオススメします。

 

スズメのヒナが巣立つまでどのぐらい?

 

調べまくったところ、どうやら孵化から2週間程度で巣立つようです。

実際、計算したかのようにぴったり2週間で鳴き声が減り始めました。

 

「減り始めた」というのは、ヒナは一斉に巣立つわけではなく、少しずつ巣立っていたようなのです。

最初に気づいてから日に日に鳴き声が増えていったので、孵化も卵が産まれた順番なのかもしれませんね。

いくつ卵があったのかはわかりませんが、複数のヒナがいるのは確かでした。そのヒナたちの鳴き声が、巣立つごとに減っていったようです。

 

このヒナたち、生意気にも3日ぐらいしたら人間を警戒するようになったのか、人の気配がすると鳴くのをやめるようになったんですよね。ちゃんと親に教えてもらったのか、本能で知っているのか。

 

可愛いなとは思いますが、情を移しちゃダメだと自分に言い聞かせつつ見守る日々。

最初に鳴き声を聞いてから16日後ぐらいに、ついに一切の鳴き声が消えました。

無事に巣立ちを迎えたようです。

 

ところが、です。

 

調べてみると、ヒナたちは巣立ちした後も、しばらくは巣の周辺で親の世話になりながら、自立するまでを過ごすらしいのです!

その期間は10日ほど。

 

我が家は緑の多い場所にあるので、家の周辺には常にスズメが何羽もいます。

 

さて、これは自立しようとしているあのヒナたちなのか、それとも別のスズメか。

まだしばらく巣の周辺にいるなら、撤去はもう少ししてからがいいのだろうか。

 

そうやって悩んでいる間に、まさかまた入居されてしまうことになるとは……。

 

スズメの繁殖期や産卵回数

 

撤去のタイミングを逃した我が家の電気メーターには、いつの間にかまたスズメの夫婦が入居してしまったようです。

うっかり落としてしまったのか、メーターの下に割れた卵がひとつあったことで判明しました。つまり、たぶん巣にも卵があるのです。もう撤去できません

 

もう繁殖シーズンが終わるまでは見守ることにしようと思います。

 

そこで調べてみたスズメの産卵は、どうやら年に2回程度。繁殖期は3月~9月といわれています。

一度使った巣を再利用する場合も、新たな巣材を追加するようです。玄関に枯れ草っぽいものがいくつか落ちていましたから。

 

風で飛んできたわけじゃなかったのね……。

 

基本的には巣作りに10日ほど、産卵に5日ほど、そして卵を暖めて孵化させるまでに2週間ほどかかるようです。

卵は毎日1個ずつ産み、ひとつの巣に4~8個ほどの卵を産むとされています。

 

わかったよ。もう9月まで待つよ。

 

スズメに巣を作られないための対策

 

新たな巣を作られてしまった私が言っても説得力がないかもしれませんが、繁殖期を終えたら対策をしたいとは思っています。

衛生的な問題などもあるようですが、何よりも集合住宅なのでご近所に迷惑をかけるわけにはいきませんから。

 

一番簡単そうなのは、電気メーターとカバーの間を塞ぐことなのですが、これが実は一番難しいのかもしれません。

というのも、小柄なスズメは指1本分の隙間があれば入り込んで巣を作るらしいのです。

しかも、狭ければ狭いほど敵に襲われる心配が減るので、かえってスズメのお宿としての価値を上げることになってしまうかもしれません。

また、ガムテープなどで塞いだところで、親スズメが丁寧に端っこを剥がして巣を作ったという話もありました。その方のところでは、剥がれたガムテープの糸にヒナの足が絡まって死んでしまったらしく、あまり良くない結果を生みそうです。

もしテープで塞ぐことで対応するなら、こまめにチェックしたほうが良さそうです。

持ち家ならば、カバーそのものを隙間のないものに交換するのが理想ですね。

 

まだ我が家では方針を決めていませんが、繁殖期を終えたら対策しようと思いますので、また改めて記事を書くつもりです。

 

 

まとめ

 

  • 勝手に撤去すると鳥獣保護法違反になる
  • 基本的には漏電の心配はないが、巣立ったら撤去が望ましい
  • 賃貸の場合は管理会社に連絡
  • ヒナが巣立つのは孵化から2週間程度
  • テープで塞ぐならこまめにチェックを

 

電気メーターに鳥の巣があるとびっくりしてしまいますが、巣立つのを待ってから撤去してあげてくださいね。

スズメは吉鳥とされていますので、何かいいことがあるかもしれませんよ!