(※TOP画像はパッケージ写真から)
Yupiteruのドラレコ「DRY-FH200」がリコールになったのは2017年9月頃のこと。
実は私も長いこと買い替えもせずDRY-FH200を使用していたので、リコール対象となりました。
充電されないという不具合がずっと気になってたから有難いリコールだったわけですけれども、リコールの理由がリチウム充電池だったので、もしかしたらそれも不具合のひとつだったのかもしれません。
なんにせよ発火する前でよかった……。
で、代替品が届いたわけです。
「DRY-ST1000c」という製品で、当然ながら2012年に買ったFH200よりずっと高性能なわけで、Yupiteruさんには申し訳ないけれど内心は「リコール万歳!」だったわけです。
ところが、半年ほど快調に車載映像を録画してくれてたこの子が、今朝になって電源ONの音がしなかったので「?」と画面を見たら……
逆さまなんですが!!
そしてメニューも全部英語なんですが!
ピンボケでごめんなさい。それだけ動揺したと思ってください。
唯一の日本語はこの「電源ランプが消えるまでSDカードを抜かないでください」のみ。それも逆さまだし。
しかも散々「SDカードがない」って英語で言ってたくせに。
というわけで、対処法をお伝えしたいと思います。
ネットで検索したけど出てこなかったので、もし同じ症状で困っている方がいればと、残しておきます。
もくじ
Yupiteruに電話したらすでに対応済みだった
Yupiteruのお客様ご相談センター(0120-998-036)に確認したところ、すぐに「そちらの現象についてご案内します」とのこと。
どうやらすでに不具合報告が出ていたらしい。
なんか面倒くさいのかなーと思ったら、アップデートで対応できる簡単なものでした。
「壊れた!」とパニックを起こして買い替えや修理依頼を検討する必要もなく、PCがあれば簡単に直せます。
ここで大変申し訳ないお話なのですが、PCがない場合にスマホで対応できるのかはわかりません……。西永、実は今時ガラケー愛好家なのです(涙)。
というわけで、PC環境に限ってお話を進めさせていただきます。
スマホもダウンロードしたzipファイルを解凍してSDカードに移せるなら出来るとは思いますが、Yupiteruのお姉さんに薦められたのはあくまでPCでした。
Yupiteruのサイトにアクセスする
用意するものはWindows7以上のPCとカードリーダー/ライター、そしてドラレコから外したMicroSDカードだけです。
「XP以前のPCしかない!」という方はダメなのかはわかりませんが、zipファイルが解凍できれば大丈夫なんじゃないかなーという気もします。その場合は自己責任でお願いします。
「カードリーダー/ライターがないよ!」という人は百均へGo!
1個は持っていて損はありません。
対処方法はカンタン。
Yupiteruのサイトからアップデートファイルをダウンロードすればいいだけです。
TOPページ→製品アップデータ
で対象のドラレコを探せばOK。
近道も置いておきますね。
https://www.yupiteru.co.jp/download/update/dry-st1000_fir.html
アップデートファイルをダウンロードする
ここから先の手順はYupiteruさんのサイトに詳しく書いてありますので、そのとおりにやれば大丈夫です。
こちらのファイルをダウンロードして、とりあえずデスクトップにでも置いて、右クリックで解凍。中身は「SD_CarDV_t.BIN」だけです。
これをカードリーダー/ライターで接続した、ドラレコに使っているmicroSDカードに移します。ドラッグ&ドロップでもいいし、Yupiteruさんの手順でもOK。要は移せれば大丈夫です。
PCでの作業はこれだけ。
無事にDRY-1000cが復活した後は、デスクトップに出来たファイルはzipフォルダも含めて削除してOKです。
microSDカードをドラレコにIN
ドラレコからDCケーブルを抜いた状態で、ダウンロードしたファイルを入れたMicroSDカードをドラレコに入れます。
車の中で落とすと探すのが面倒だから、PCの前にいるうちに装着することを推奨します。
無事に装着できたら車へ。エンジンは先にかけておきます。
Yupiteruさんのサイトにもあるように、エンジン始動時にACCが一旦落ちることがあるので、ドラレコへの電源供給が途切れるのを避けるためです。
エンジンをかけたらDCケーブルを指せば電源ON。勝手にアップデートを始めてくれます。
全部終わると勝手に電源が落ちますが、OFFになるときに画面はまだ逆さまのままです。慌てなくて大丈夫です。私は慌てましたが。
画面が真っ暗になって赤いランプが点いたら作業完了です。
バージョン情報の確認
バージョン確認のため、最後にもう一度電源を入れます。
ケーブルを抜いて挿してもいいし、エンジンを切ってまたかけてもいいので、再度電源を入れられればOKです。
そうすれば、逆さまじゃない日本語の世界が戻ってきているはずです。
あとは「OK」ボタンを押して録画停止(電源ランプが赤の点滅になります)→「MENU」ボタンを押して設定画面を開いたら、「MODE」ボタンを3回押して歯車マークへ。
「△」を押せば「バージョン」という項目があるので、「V1.2.3」になっていれば成功です。
まとめ
発煙や発火などのハードウェア方面での不具合はどうしようもないけれど、ソフトウェア方面はこうやって簡単に修正できるものなんですね。
おかしいと思ったら、慌てずにサポート情報を確認するのが最短かもしれません。
これからもDRY-ST1000cちゃんには末永く活躍していただきたいと思います。
Yupiteruさん、対応ありがとうございます!
ちなみに私、トラックに使ってるポータブルナビもYupiteruですよー!←よくわからないアピール
コメント
全く同じ症状が出ました。日曜日でコールセンターも休み。
困って検索したら、ここがヒットして、無事修復完了しました。
ありがとうございますm(__)m
by たんぽぽ 2019年7月28日 15:30
コメントありがとうございます!
そして気づくのが遅くなって申し訳ございません(>_<) 全く同じ症状が出たとのこと、お役に立てたようで本当に嬉しいです♪ いきなり出た瞬間はびっくりしますよね(笑) しかもコールセンターがお休みとなると、どうすればいいのやら……。 同じ思いをした方のお役に立ててよかったです! こちらこそありがとうございました☆
by 西永 江利佳 2019年8月27日 17:28
同様の症状で困っていたところ助かりました。
何の得も無いのに、こんなに丁寧に解説臭さって感謝感激です。
あなたに何か幸せがおとずれますように!
by でろ 2020年2月11日 21:36
でろ様
お役に立てたようで嬉しいです!
何の得もないなんてことないですよ♪
同様の症状に困っている方のお役に立てたことが、私の得です。
でろ様にいただいたコメントで幸せな気持ちになれました。
ありがとうございました!
でろ様にも幸が訪れますように☆
by 西永 江利佳 2020年3月2日 23:39